床のチェックをする

もし中古車キャンピングカーを購入する場合に、ひとつ注目しておいてもらいたい個所があります。それは床の材質がどのようになっているかです。普通、中古車を購入する時に、床の材質についてチェックをする人は少ないかもしれません。
しかしこの床の材質の良しあしによって、自動車を運転する時の快適性が大きく変わってくることがあります。キャンピングカーの床は構造上、路面から発生される熱や冷気をまともに受けやすい位置関係にあります。もしこの熱や冷気がダイレクトに車内に伝わってしまうような材質の床を使っていれば、夏は暑くなりますし、冬は冬で底冷えのするような状態になってしまいます。これでは、長時間のドライブに耐えられなくなってしまいます。そこで中古キャンピングカーを購入する時には、床下の所に断熱材の入っているキャンピングカーを購入することを心がけましょう。しかも断熱材の入っていることは必須の条件です。その断熱材の素材がどのようなものなのかということについても、しっかりとチェックすることをお勧めします。断熱材の材質についてですが、どのキャンピングカーメーカーもひと工夫凝らしている傾向があります。
例えば、セラミック塗装をして、その上から発泡剤を充てんしているようなスタイルの床板を使っているキャンピングカーもあります。そうすることで、より効率的に断熱効果を高めることに成功します。もしくは炭を床の所に練り込んでいるような材質を使っているキャンピングカーもあります。隅には消臭効果があると言われています。このため、車内のいやなにおいを軽減する効果が期待できます。断熱効果の高い床板と言うのは、遮音性も高いと言われています。と言うことは、走行をしている時の静粛性にも影響をもたらす項目になるわけです。その点も踏まえて、床の材質を中古車のキャンピングカーを購入する際にはしっかりとチェックしておくことをお勧めします。ここまでは室外の材質について着目しました。しかしそれ以外でも、室内の状態がどうかについてもしっかりと確認する必要があります。ビニールフロアになっているものも結構あります。
これは掃除をする場合には負担を軽減できるメリットがあるのですが、冬は寒く感じるかもしれません。掃除は多少面倒になりますが、保温性という部分ではカーペット素材のフロアの使われているキャンピングカーを購入した方が良いでしょう。